コロナでホームカラー事故が増加傾向!その疑問をまるっと解決◎

TAKAKI
こんにちは高木です。

コロナ自宅待機でホームカラーをしていたというお客様も多いかと思います。美容師さんはホームカラーは良くないって言うけど実際どうなんだろうって疑問を徹底解説と上手に付き合う方法を紹介します!お時間ある方は最後までよろしくお願いします(^^♪

ホームカラーのメリット、デメリットは?

ホームカラーをされる大きな理由としては次の3点があります。

  1. 自分の好きな時に染められる。(こまめにできる)
  2. 料金的に安く済む。
  3. 美容室の滞在時間を短くできる。(特にコロナ時期)

実際お手軽ですよね? 特に白髪染めなど、白髪が出てきたら気になるし、嫌だし、すぐ染めたくなります。そんな時、自宅でカラーが出来たらとても気が楽になると思います。

ではデメリットは何でしょうか?

  1. 用意や片付けがめんどくさい
  2. ムラになったりする
  3. デザインはできない
  4. 髪の毛が傷む

というようなことがあります。

AMI
この記事で伝えたいことは、「何が良くて何が悪い」ということではないんです。

伝えたいことは何にでも良い面、悪い面があるからこそ、それを知ったうえで、できるだけ安全にカラーを楽しんで欲しいということです(^^♪

美容師から見たサロンカラーとホームカラーの違い。

 

TAKAKI
僕から見たサロンカラーとホームカラーの違いは、やはり薬剤の違いです。

カラー剤に含まれている薬剤は①色素②アルカリ剤③オキシドールです。それぞれの作用などの難しいことは省きますが、この3つにサロンカラーと薬局などで買えるカラーに違いがあります。

よく言われるのが③オキシドールです。ご存じの通り、ホームカラーのオキシドールの強さはほぼ6%に対してサロンでは1~6%を使い分けます。傷んでない所には6%傷んでいるところには3%という具合に使うことで髪の毛の傷みの進行を少なくします。

あまり知られていないサロンカラーとホームカラーの違い。

実はあまり巷で言われてませんが①色素②アルカリ剤にも違いがあります。

少しわかりにくい表を用意しました。ので見てください👇

上の図を簡単に説明すると、

ホームカラー薬剤のメリットは臭いも少なく、短時間で染まりやすく、色もちも良い。
デメリットはアレルギーが出やすく、頭皮や髪の毛が傷みやすい。ということです。

FUJII
びっくりしませんか?サロンカラー剤の方が染まりにくいって・・・。

サロンによって使っているカラー剤は違うので一概には言えませんが、ウルハの使っているカラー剤はホーム用カラー剤より染まりが悪いことがあります。((+_+))

それはまた別の記事で(;’∀’)

簡単に言うと、ホームカラー剤の色素の方が、染まりやすくて安い。その分アレルギー発症率が格段に高い。ということです。

そして、ホームカラーのアルカリ剤換気が悪いところで染めても気分が悪くなったりしないように匂いの少ない薬を使っています。匂いが少ない分、髪の毛や肌にとどまって炎症や切れ毛などのトラブルが起きやすくなります。

TAKAKI
と、ここまで読むとホームカラーが完全に悪者みたいに聞こえてしまいますよね?

美容師が書く記事なのである程度は仕方ないですが、ここで重要なのはこの記事は「何が良くて何が悪い」という記事ではありません。メリット、デメリットを知ってもらって、どううまく付き合っていくかを紹介する記事です。

ホームカラーとサロンカラーの最大の違い。

今まで紹介した中でも、ホームカラーとサロンカラーの大きな違いがあります。それはサロンカラーで起きたトラブルは美容師の責任。ホームカラーで起きたトラブルは本人の責任。ということです。

それゆえ、美容師さんはできる限りトラブルが起きないように肌や薬剤の勉強をしています。そして危険性がある場合はお断りすることもあります。

しかしホームカラーのトラブルは本人の責任です。(メーカーはほとんど責任を問われないようになっています)

だからこそ、自分の身は自分で守る必要があります。

ホームカラーで気をつけるべき事、やって欲しいことをご紹介

ホームカラーはすべて自己責任。今日するのかしないのか自分自身のジャッジが必要となります。まずは頭皮の状態をチェックしましょう。

カラーの前に

  1. 傷や肌荒れなどはないか
  2. 痒みや腫れはないか
  3. ほかの所にアレルギーは出てないか
  4. 生理や妊娠などホルモンバランスに崩れはないか
  5. 疲労困憊していないか

など、とにかく肌や体調の良い日を選びましょう。

カラーをする前の注意事項!

カラーを塗る前に頭皮をオイルなどで保護しましょう。頭皮用のオイルがない場合は食用のオリーブオイルでも構いません。特に肌の薄い生え際や首のあたりをしっかり保護しましょう。

頻度は2週間に1度ほどに抑えておきましょう。(頻度×アレルゲンの強さ×体質=アレルギーです)

・放置時間は使用方法に書いてある時間通りにしましょう。

・いつもと違う、しみると感じた場合はすぐに流しましょう。(ここで我慢するとアレルギーが重篤化します)

・流し終わったらアルカリを除去してくれるバッファーという薬でアルカリオフしましょう。(欲しい方はプロ用ですが、サロンでもお分けしていますのでスタッフまで聞いてください)

・最後は頭皮に顔用でも構わないので化粧水をつけてください。

 

いかがでしょうか?ちょっと面倒ですが、永くカラーを楽しんでいただくために必要なことです。

 

もちろん僕は美容師なのでできるかぎりサロンカラーをおすすめします。その理由はホームカラーが邪魔をして仕上がりの色がそろわなくてマダラになってしまったりと、オシャレのためにしたホームカラーが逆にオシャレを邪魔することもあるからです。

最後に・・・。

ここまでよんでくださりありがとうございました。

この記事は「○○がダメで○○が良い」「白か黒」ではなく、メリットデメリットを知ってうまく付き合っていきましょうという内容でした。

もし、疑問点などありましたらご来店の際にでも僕に聞いてください(^^♪

ちなみに「市販のカラーならどれがおすすめですか?」とかは僕も知りません(笑)

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